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ホワイトニング

なぜ歯が白くなる?

なぜ歯が白くなる?そのヒミツお教えします。

酸化作用

ホワイトニングの原理について説明しましょう。ここでは、今はまだ仮説の段階ですが、世界的にほぼ間違いないであろうとされている原理に基づいて説明します。あくまでもわかりやすさに重点を置いていますので、その表現方法などに、正確な理論とは若干異なる点があることをご了承ください。

基本的には、ホワイトニングは過酸化水素による「酸化作用」です。それでは、どうして過酸化物が歯のホワイトニングを進めるのか、説明します。

酸化作用の原理

まず、過酸化水素H2O2を空気に触れる通常の状態で放置すると、酸素(O)が飛び出し、水が残ります。つまり、水と酸素に分解されます。しかし、pHを9.5~10.8という弱アルカリの状態にもってゆくと、酸素ではなく、水素(H)が飛び出し、HO2が残ります。ここで、残ったものを見比べてください。通常ですと、水という安定した物質が残っていますが、弱アルカリに変わった場合は、HO2というまだ分子レベルの状態です。このように分子レベルの状態で残された場合、その分子は非常に不安定な状態ですので、すぐに何かと結合して安定した物質になろうとします。この時に常に結合する相手が着色物質なのです。このHO2は着色物質としか結合しません。そして、着色物質と結合したHO2は、その着色物質の分子構造を分解するのです。本来、着色物質は、高分子構造を持った有機質であり、高分子であればあるほど色が濃く、低分子になるにしたがってその色が薄くなるという性質を持っています。HO2が着色物質に結合し分子構造を分解することにより、着色物質は低分子量の色の薄い物質に変わってゆきます。これが「ホワイトニング」と考えられています。ですから、HO2は着色物質がある限りは、その着色物質にのみ働きかけますので、ホワイトニングは安全であると考えられています。